2013年2月3日日曜日

クリムト展

久しぶりに愛知県立美術館に行く。

確か1999年頃に関根正二展を観に来たことがあるので、14年ぶり位になる。その時は、のんびりと特急に乗らずに、名古屋まで行ったが今回は夜に用事があったので、行き帰り共近鉄特急を使う。クリムトが日本に来る時は出来るだけ観に行くようにしたい。今回は7年ほど前に兵庫県立での展覧会以来の対面であった。あんまり大作は無かったが、良質な作品が多かったのと照明とかレイアウトが的確だったので、満足のいく展覧会だった。あと土曜日だが丁度お昼時にいったせいか観客が予想外に少なくイスに座りながら作品とじっくりにらっめこできたのが良かった。日本初公開の最晩年の「赤子」という作品をじっくり観ることが出来た。解説には書いてなかったが未完の作品だったのだと思う。色々散りばめられた色彩正方形のキャンバスに、輪廻を感じさせるような構図がウイーンの世紀末を想起させる。



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