2003年9月15日月曜日

乱読

今は、自動車通勤なので、仕事の行き帰りで、本を読むという事が出来ない。その為寝る前に小1時間ほど、読書に時間を当てる形になる。コロンとしながら、CDでマイルスデイビスを聴くか、ituneで、レゲエチャンネルを選び、BGM代わりにするかして、リラックスして、適当に書棚から本を選ぶ。
ここ数日平行して、映画関連の本を読んでいる。一つは、川本三郎の「今ひとたびの日本映画」で、1950年代の日本映画の黄金期を記したものだが、今の時代からみると、沢山の情緒や美意識を無くして来たものと思う。
続いてルポルタージュで「オリバーストーン映画を爆弾に変えた男」で、以前から注目していた監督で、特にJFKは、長時間の政治のサスペンスだが、デウ゛ィッドリンチ以上に人間の闇の部分を知っているように思うし、画面構成の卓越した技術に感服した。
ケネディ暗殺を執拗に追う検事ケビンコスナーに、オリバーストーンが乗り移ったように見える。